あー、もう。くつろぎニート日記。
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学級裁判員制度


皆さん寝耳に水だろうとは思いますが
裁判員制度が21日から始まります。


「素人に人を裁くなんて
責任重大なことやらせていいの?」

「素人いなくても殆どどうなるかは決まってて
ほんとはあんまり意味ないんじゃないの?」


そんな両側からの意見に板挟みになって
大変な感じの新制度ですが、
まあ何を言ってみても、
はじまってみないとどうなるか、
いまいちわからない感じはしますね。


僕はとりあえずなんでも喋っちゃいたい人間なので、
守秘義務についてがちと心配です。
あと普通に知らない人と話をするのが苦手なので、
裁判員の中で、仲間はずれな空気になったらどうしようとか。


まあなんというか、この新制度について
まだイマイチ実感の湧いていない僕。
裁判に出廷した経験も裁判を傍聴した経験もない僕は、
裁判と聞くと、どうしても小学校時代の
学級裁判を思いだすのです。


学級裁判……まあ「学級裁判」という呼び名は
勝手に僕が心の中で呼んでたもので、
実際には「帰りの会」と呼ばれていたものですね。


小学校時代のことなんてまーほとんど
鮮明には覚えてない僕ですが、
この学級裁判については強烈に印象に残ってます。
ですので、
今からちょっとした思い出話、
お呼び、学級裁判員制度についての
講義をしたいと思います。


というわけで、
裁判員に選ばれた場合の身の振り方とか、
あるいは拒否・バックレの方法を検索し、
その結果ここにやって来たアナタは
ネット方向音痴です。残念。
バックスペースを押し、
キーワードを変えて可及的速やかにググリ直すことを
オススメします。


学級裁判。
どこの小学校でも
だいたい似たような感じで行われていたと思うんですが、
この学級裁判の始まりというのは、
いつも大抵誰かの告げ口に拠る物なわけです。


まず誰かが誰かの行動を見咎め、
「買い食いは禁止されてるのに、あいつらずるい!」
とか思うわけですね、
そしてこっそり告げ口があり、
そして先生の口から罪状が語られて、
裁判がはじまります。


まあそんなことがたぶん、月1ぐらいのペースで、
飽きずに行われてたんじゃないでしょうか。
で、僕が一番印象に残っている裁判は確か、
数人の男子生徒が、帰りにゲームセンターに寄ってた、
いーけないんだいけないんだーとかそういう
裁判です。


ゲーセン? これはもう刑事事件だ!
っていう勢いで始まります。


ふーん、どこのゲーセンだろう、て感じで聞いてましたが、
よくよく話を聞くと、実際には通学路にある
とあるディスカウントストアの前に設置されていた
ジャンケンゲーム
で遊んでたとか
そんなバカらしい話でした。


こういう裁判を「バッカらしいなー」と考えられるのは今だからで、
当時の僕やクラスメイト達は
そこまで冷めた目では見てません。
クラス全員が裁判員となるので意見を求められることもあるので、無難な答えを探しておきます。


とは言っても、結局のところ
「いけないことだと思います」
と言うしかないんですけどね。


何が、と聞かれたら子供なりに
「禁止されているから」以外の理屈を探すしかありません。
 

まあ、誰もそれを薄情とは思いません。
学級裁判において何が一番嫌かというと、
変に場を乱してしまうこと、
そしてその結果、裁判自体が
長引いてしまうということですね。


正直なところを言えば、学級裁判に参加している人間は、
被告を含めみんな、
有罪判決を出すならさっさと出してくれと
思っているわけです。


議題にあがった地点で九割九分、
有罪は確定してるわけですね。


もし裁判員全員が
「被告悪くない悪くないよ被告」
という判決を出したところで、
担任が「そうじゃない」と言えばそれまでなんです。


要するに物議を醸すようなことを言わないのが、
一番迅速に裁判を終わらせることができるんです。
裁判員は擁護にならない程度控えめに被告を責め、
被告は言い訳せずに反省反省です。


裁判員制度を実施する目的の一つに、
審議の迅速化も含まれているとか。
それだそうじゃんそれですよ。


小学生なりに、その辺りのことは
わかっているわけです。


でもそこは小学生。
ちょっと色気を出して、
少しでも裁判を速く終わらせるために
小賢しさを見せてしまうと、
それは大抵逆の結果に終わります。


その一例。
その日は、数名いた被告のうちの一人が、
「反省したので、毎日掃除をする」
と自分で言いだしはじめました。


僕なんかはそれを聞いて
「なんというナイスアイディアだろう!」
と思いました。
これが普通なら、
長い質疑応答や説教が先にあって、
その後罰則が告げられるということになるわけですが、
間をすっとばして罰則まで飛ぶわけですから、
これはもう大幅な時間短縮が臨めそうです。


しかし「早くこの場を終わらせたい」というのが
見え見えのこの行動に、先生は内心
「そうじゃないだろ…」と思っていたでしょう。


しかしそんな先生の心はつゆ知らず、
被告の少年達が、僕も掃除。僕も掃除と続いていく。


まあ掃除は学校への貢献にもなるし、
罰としては妥当な線と言えば妥当な線じゃないですか。
少なくともジャンケンゲームで
自分から死刑を選ぶ子はいません。


先生はずっとそれを聞いています。
そのまま最後まで掃除攻勢が続いたら、
皆を一喝するつもりだったのでしょう。


でも、ここでイレギュラーが発生します。
たしかその事件、被告は4、5人いたと思うんですが、
一番最後の少年が、意外な変化球を投げ込んできました。


掃除するのが嫌だったのかなー、彼。
それとも、よかれと思って言ったことなのか。
小学生ですからどっちの可能性も否定できないんですが、
後者の可能性の方が高いと僕は思ってるんですけど。


彼はですね、
「償いにお金を払う」と言いだしはじめたんですね。
はい、突如ここで罰金刑の登場です。


あのですね、みなさん、言っておきますが……。
お金でなんでも解決すると思ったら、
大間違いですよ!



少なくとも、
もしみなさんがこれから
小学校の学級裁判に参加される機会があるなら、

お金のことを口に出さない方が良いです。
NGワード「お金」、心に留めておいてくださいね。


さて、学級裁判に罰金刑の概念を持ち込んだ少年のせいで、
この裁判からジャンケンゲームの話題は
完全に消え去ってしまいました。


更に彼が、
お金やゲーム(おそらくカードゲームの類)を
クラスメイトに配っていたことが発覚
し、
周囲の人間を巻きこんでもう一騒動。


なぜか、
その子に対するイジメがあるとかないとか
あったとかなかったとか
そういう話になって、また一騒動。


ところで、学級裁判員制度には斬新なシステムがあります。
審議をやってる最中に、
裁判員の中から被告が増えたりするんですね。
しかも割と頻度高いです。
ではどうやって被告とその他裁判員を見分けるかと言うと、
被告は立ってて、裁判員は座ってるわけですね。


被告は裁判が終わるか、
終盤に裁判長が「座れ」と言うまで、立ちっぱなしです。


さてはて、そうこうしてるうちに、
件の少年に関わってた裁判員が次々と被告になって、
スタンドアップしていくわけですよ。


で、多くの関わってた子が男子なわけですけど、
なんかクラスの男子は殆ど立ってるのに、
僕は立ってない
みたいな、そういう状況になってました。


僕は彼からお金とか物はもらってなかったわけですね。
お金がなくても友達だったのか、
それとも単に彼にとって僕が、
別にお金を払ってまで友達になりたい存在じゃ
なかった
のか
はわからないですけど。


でも彼に関する裁判なはずだったのに、
なんだか最終的には
クラスの男子総出で、
僕が仲間はずれにされてるみたいな感じになってました。
辛いですね。


ほら、やっぱり仲間外れにされるんじゃん!! 
結論。
だから裁判員制度は怖いですね。


あとここまで書いて、
何度裁判員制度を栽培員制度と
タイプミスしたかわかりません。
怖いですね。


薄らニートでした。

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